こんにちは。
一枚板のテーブルをメインに無垢家具を取り扱っている東京・目黒のインテリアショップ、brunch+time(ブランチ プラス タイム)です。
当店で扱っているテーブルは他のテーブルと違い、
「耳」と呼ばれる、ある部分がついています。
この側面部分が「耳」です。
丸太の皮を剥いだ一番外側の部分のことを指します。
木の形をそのまま残していますので、
もちろんひとつひとつシルエットや表情に違いがあります。
そして耳の横の白い部分。
ここは「白太(しらた)」と呼びます。
この白太は木の中で一番若い部分で、まだ色の変化が進んでおらず
中心部分との色に差が出ています。
ちなみにこの白太はすべての木材にあるのですが、
木の種類によって中心部分との色の差が異なるため、
はっきりと分かるものもあれば、ほとんど分からないものもあります。
モンキーポッドは明確に分かりますね。
濃淡の出方がとてもいいアクセントになりますし、
いかにも一枚板っぽさが伝わります。
トチの木はほとんどわかりません。
代わりに、不規則な成長をすることが多いため、
個性的な耳のシルエットになることが多く、いいアクセントになっています。
この耳と白太の有無によってテーブルの雰囲気はぐっと変わります。
より無垢材としての力強さや重厚感を感じますね。
ただこれだと少し野暮ったいかな…と感じる場合は、
テーブルの脚を鉄に変えると、またモダンな雰囲気に変わります。
ちなみに「耳」と「白太」は丸太の外側からしか採れないため採取量が少なく、
またとても柔らかい部分なので、
・木として生えているときに虫が付きやすい
・加工の際に崩れてしまう
といった難点があります。
そのため家具になる耳部分はとても希少で、
「耳付き」というだけで、特別な価値があります。
耳部分が綺麗に残るように、乾燥中に表皮を剥がしておきます。
このように「耳付き」テーブルは、一般的なテーブルと比べ
雰囲気も価値も違う部分があります。
もちろん好みによって耳の有無は変わりますが、
もしまだ耳付きテーブルをご覧になっていない方は
どうぞこの機会に実際にご覧頂ければと思います。
ただいまお買い得なフェア(→詳細はこちら)も開催中ですので、
今週末はどうぞBRUNCH各店で家具選びをお楽しみください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。