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サクラとブラックチェリー

皆様こんにちは、brunch+timeです。
今日から12月。あっというまに残り1ヶ月ですね。
目黒通りはあいにくの雨模様ですが、
湿度が高く乾燥に弱い無垢材たちにとっては恵の雨になっています。

さて本日はサクラとブラックチェリーについて。
ご存知の方も多いと思いますが、どちらも赤みを含んだとても綺麗な材です。
サクラはお花見文化のある日本人にとって一番馴染み深い木かもしれませんね。
ブラックチェリーはその名前の通り、さくらんぼ(チェリー)のなる木として有名です。

ではこの二種類の木の違いとは?

まず色合いですが、サクラはピンクと茶色をまぜたようなとても淡い色合いが特徴です。
ブラックチェリーの方がサクラよりも赤みを強く感じることの出来る木です。
どちらも経年変化によりとても綺麗な色に変っていきますが、
サクラは淡い雰囲気は残したまま落ち着いた印象です。
ブラックチェリーは経年変化の大きな木として有名で、
はじめの薄いピンクがかった色から半年もすればかなり赤みが前面にでた深い色になっていきます。

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ちなみに現在brunch+timeに展示しているサクラとブラックチェリーの天板です。
一番手前と一番奥がブラックチェリー、真ん中2枚がサクラです。
並べるとサクラの方が淡く、ブラックチェリーの方が赤みが強いという事が分かると思います。
特に一番手前のブラックチェリーはかなり赤みが増した赤褐色といった感じですね。
これくらい変化を楽しめる木ということです。
横から見ると耳部分もブラックチェリーの方が濃く、サクラの方が白さが強い感じが分かりますね。

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また産地に影響しているのか、私個人的な意見なのかわかりませんが、
やはり日本産のサクラとアメリカなど外国で採れるブラックチェリーでは
その全体的な雰囲気、佇まいにお国柄のようなものが表れている気がします。

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同じ赤みのある木でもそれぞれの樹種によって雰囲気は違いますので、
ぜひbrunch+timeで自分の好みにあった木を見つけてください。

皆様の御来店を心よりお待ちしております。