こんにちは。
一枚板のダイニングテーブルというと、それに合わせるチェアが難しいのではないか、というお話を伺います。
確かに無垢の木の家具、とりわけ一枚板ともなるとその存在感は圧倒的で、「椅子が負けてしまう」や、「他の家具に合わせづらい」などと感じるかもしれません。
一枚板の存在感の主な部分は、「耳(みみ)」の存在と、他のテーブルにはない「厚み」そして、迫力のある「木目(もくめ)」です。
まずはこちらの「耳(みみ)」をご覧ください。
一枚板天板は木を板状にスライスして製作されますが、伐採する前の立木の状態で一番外側にくる皮の部分のことを「耳(みみ)」と呼びます。
一番外側に位置しますので、台風などの外傷や、虫害などを受けやすく、綺麗に保つことが難しい部分になります。また、天然の形であるがゆえに不揃いなために流通過程で多少のコストがかかり、総じて耳付きの天板は貴重になります。
写真のように綺麗なラインが感じられる一枚板はそれだけでその木の風情を感じ、大自然の恩恵そのままのデザインでダイニングに彩りを添えてくれますね。
厚みを見てみますと、
このような迫力のある見た目になります。
この天板の厚みは54mmと5センチを超えるサイズで、一枚板天板の厚みは、一般的なテーブルの倍くらいになることもあります。その厚みは実際にご覧になっていただきたい迫力です。
そしてこの板の木目はこちら
W2575mmと、2.5メートルの幅をもち、テーブルについた際の眼前に広がる一枚板の大パノラマは必見です。
このような一枚板のダイニングテーブルに合うチェアとはどういったものでしょうか。
まずオススメする一脚はこちら。
さきほどから少し映り込んでいるこのチェアですが、このスポーク状の背は、自慢の一枚板天板の「耳」と「木目」を邪魔しません。
また、天板の木目が横のラインになるのに対し、このチェアは縦のラインが強調されていますので、デザインにリズムが生まれダイナミックなダイニングセットが作れます。
続いてはこちら。
優美な曲線の笠木で人気の高いチェアです。こちらは少し背の低いチェアなので天板面と近い高さになり、お部屋はすっきり、広々とした印象になります。結果、一枚板天板を強調してくれる形となり、はっきりとその存在感を感じることができます。
一枚板テーブルに合わせても、もちろん、違うテーブルに合わせても引き立つ個性が、大きな相乗効果を生んでより魅力的なダイニングセットになる、ふたつのチェアのご紹介でした。その他にもBRUNCH一枚板店には様々なチェアがございますので、実際に座ってみてその良さを実感ください。
みなさまのお越しを心よりお待ちしております