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一枚板がお披露目されるまで その1

皆様こんにちは。
一枚板をはじめとした無垢材家具を取り扱っている東京・目黒の家具屋
brunch+time(ブランチプラスタイム)です。

毎朝、通勤途中に見ていた大きな木。
あるご家庭の庭に生えていたのですが、最近伐採されてしまったようです。
高さ15メートル近くはあったのではないでしょうか。
見慣れていた風景が変わったことに加え、無垢材家具屋で働いている身としては
なにか寂しい気持ちになりました。
できれば他の形に生まれ変わって生き続けてほしいですね。

さて本日は一枚板の基本的なことについてお話ししようと思います。
一枚板は希少。
そのイメージはなんとなく皆様にもあると思います。
でも実際には何が希少なのでしょうか。

まず一枚板のテーブルを作るためには原木(丸太)が必要になります。

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もちろん樹種によって成長のスピードが違うので一概には言えませんが、
テーブルとして使う場合の目安となる幅80cm以上の太さになるまでには
100~400年以上の年月がかかります。
これだけでも気が遠くなってしまいますね。

この原木をカットして一枚板を作っていきます。
あれ?もう終わり??
いえいえ、ここからが大変なのです。

まずは丸太を製材してテーブルとしての原型の形にしていきます。
もちろん丸太の状態では中の状態を確認することは出来ないので、
製材してみたら、残念ながら使えないなんてこともあります。

カットした板は(カットするだけでもとても大変な作業なのですが)
このままではテーブルとしてお使い頂けません。

テーブルとしてお使い頂くためには、割れや反りといった木の家具にとって
宿命ともいえるクセを可能な限り抑える工程を踏み、さらにはテーブルとして
使うために木自体を鍛えぬく必要があります。

その工程のひとつが下の写真の自然乾燥。
板の厚みなど条件によって変わってきますが、5年ほど自然の環境の中に
身を委ねさせながら木が含む水分量を下げていきます。

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写真のように板を幾重にも重ねてゆっくりじっくり水分量を減らしていきます。
この工程はとても大事で、ある意味ここで一枚板の今後が左右されるといっても
過言ではありません。とても大事な工程なのですが・・・、
だいぶ長くなってしまいましたので、また次回のブログで話の続きをしたいと思います。
三連休最終日ですが、本日も元気に営業しておりますので
ぜひご来店くださいませ!