皆様こんにちは。
一枚板をはじめとした無垢材家具を取り扱っている東京・目黒の家具屋、brunch+time(ブランチ プラス タイム)です。
今日はあいにくの雨ですね。
こんな日はゆっくりと読書やテレビをみたりする方も多いと思います。
もし一枚板のダイニングテーブルをお探しであれば、brunch+timeの一枚板を眺めたり、
一枚板のダイニングテーブルをメインにしたコーディネートページもオススメです。
このページでイメージを膨らませて、ぜひ週末はbrunch+timeにお越しいただければと思います。
以上宣伝でした。
さて本日は一枚板のダイニングテーブル選びについて少しお話させて頂きます。
皆様御来店頂く際はおおよそのサイズをお決めになって御来店されていることが多いですが、
意外と忘れがちなのが、脚間。
脚間とは呼んで字ごとく脚と脚の内側の距離のことです。
チェアを4脚をお考えの際に、テーブルの幅が1800mm以上でよほど幅のあるチェアでない限り
あまり気にすることもないですが、1500mmくらいになるとこの脚間がとても重要になってきます。
たとえば四本脚のダイニングテーブルの場合は脚自体の太さが75~80mmが多く、
耳付きのテーブルの場合は端ではなく、50mmくらい内側に付けることが多いので
端から130mmのスペースがなくなります。それが両端分なので260mm。
※なぜ内側に付けることが多いかはまた別の機会に。
この段階で1500mmから260mmを引くと残りは1240mm。
この数字が脚間で、この距離のあいだにチェアを2脚並べる事になります。
brunch+timeで取り扱っているチェアは、一番スリムなチェアでCH-0236サイドチェアの475mm。
一番大きなものでCH-0222アームチェアの660mmです。
サイドチェア(肘無)であればだいたい510~520mmほど、アームチェア(肘有)で580~590mmあたりが多い気がします。
肘無であれば520mm×2=1040mm、肘有であれば590×2=1180mmとなります。
つまり1240mmの脚間の場合、
肘無のチェアであれば残りが200mm、肘有のチェアであれば60mmとなります。
これだけを見ると
両方とも収まるじゃないですか!と感じるかもしれませんが、
これはあくまで隙間なく並べた場合で、実際に使用する際は当然それぞれの距離感が必要になってきます。
必要なスペースは脚とチェアの間×2、チェアとチェアの間の合計3つ。
先程の残りの数字を3等分すると・・・
肘無チェアの場合は200mm÷3=66.666・・・・mm
肘有チェアの場合は60mm÷3=20mmとなります。
肘無の場合はそれぞれが66mmの距離を保てるので使いやすさは問題ありませんが
肘有の場合はかなりギュウギュウな印象で、距離も近いです。
仮にチェアはまだ決めていない場合でしたら、チェアを変更すれば問題ないのですが、
もしどうしてもお気に入りのチェアがあるのであれば、どうしましょうか?
方法としてはまず脚の位置を微調整する事。
50mm内側に取り付ける位置を少しでも外に出してあげる事で脚間が広くなります。
次が脚の形を変える事。木脚の場合は80mm程の太さが必要になりますが、
鉄であれば強度を保てるので脚を細くする事ができます。
木脚の四本脚の場合は先程の通り脚間1240mmです。
これを鉄脚に変えると・・・
脚自体の太さ(厚さ)が9mmとかなりスリムに。
同じ位置に取り付けても1382mmと142mmも広くとることができます!
二本脚の場合は脚が中央よりになるので、これも脚間の問題を解決してくれます。
(テーブルの脚をまたぐ形になりますが)
こんな感じで天板のサイズ・脚の形状とサイズ・チェアのサイズの組み合わせを考えながら
ダイニングセットをお決め頂くことになります。
もしチェアがお決まりでしたら、事前にチェアのサイズもお調べ頂けると幸いです。
今回はちょっとややこしい話でしたが、もちろんお客様に事前に脚間を考慮してくださいということではありません。
スタッフが責任をもってご案内させて頂きますので、お気軽にご来店ください。
皆さまのご来店を心よりお待ちしております。