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耳付きテーブルのいいところ

皆様こんにちは。
一枚板をはじめとした無垢材家具を取り扱っている東京・目黒の家具屋、
brunch+time(ブランチ プラス タイム)です。

今週はシルバーウィークがあったおかげで休日が多いですね。
今日が何曜日がぱっと思い出せないくらいです。
気温が本格的に下がり肌寒い日が続いていますので、体調を崩さぬよう
楽しい週末をお過ごしください。

さて本日は耳付きテーブルのいいところを紹介しようと思います。
そもそも耳付きテーブルとは・・・

丸太の一番外側の部分(表皮に最も近い部分)のことを指し、あえて自然味あふれたデコボコの状態をそのまま残した
テーブルの事です。

ちなみに現在brunch+timeで取り扱っている耳付きテーブルには

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一枚板

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ブックマッチ

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耳付き接ぎ

の3種類があります。

この耳付きテーブルのいいところ、ひとつめは・・・

デコボコ(耳)はひとつひとつ表情が異なるので、世界にひとつとして同じ形状の耳は存在しません。
この耳があるテーブルか耳がないテーブルかでテーブルの表情がガラリと変わるので、
耳とは自然の力強さや美しさを直に感じることができる重要な部分です。

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こんなコブがあったり

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大きく波打っていたり、と自然が織りなす芸術とも言えますね。
まさに耳付きテーブルの醍醐味です。

と、ここまではおそらく皆様も御存じの通りですが他にもこんないいところがあります。

たとえばこのテーブルをご覧ください。

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ブラックウォールナットのブックマッチです。
以前にも何度か紹介させて頂きましたが、耳付きのテーブルの場合は天板と脚を自由に組み合わせることができます。
このテーブルの場合は天板がウォールナット、脚がクルミの二本脚です。
別々の樹種を合わせているのに、とても自然に見えませんか?

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実は耳付きのテーブルの場合は耳のすぐ内側(テーブルで言うと色が薄くなっている端部分ですね)、白太が必ず入ります。
この白太、その名の通り中心部部に比べ色が薄く白っぽいことが多いです。
※樹種による個体差や、乾燥過程により白くない場合もあります。

なのでウォールナットやモンキーポッドのような濃い色合いのテーブルの場合にも
端部分は白く明るい色合いが入っていることがほとんどです。

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モンキーポッド一枚板

この部分があることで脚の樹種を明るい色合いにしてもバランスがとれ
テーブルを軽やかな印象にすることや、チェアの樹種の選択肢を広げてくれます。

また床とテーブルの関係も、
濃い色合いの床とテーブルの組み合わせの場合は
脚を明るい樹種にすれば天板と床の間にワンクッション挟むことができますし、
床が明るい場合は脚と床にまとまりを出しながら濃い色合いの天板の存在感を程よく主張する事ができます。

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天板:ウォールナット × 脚:クルミ × 濃い色合いの床

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天板:ウォールナット × 脚:クルミ × 明るい色合いの床

さまざまな面で魅力を見せてくれる耳付きテーブル。
今週末はぜひ店頭でその魅力に触れて頂ければと思います。

皆様の御来店を心よりお待ちしております。