皆様こんにちは。
一枚板のテーブルをはじめとした無垢家具を取り扱っている東京・目黒のインテリアショップ、brunch+time(ブランチ プラス タイム)です。
今日はずっと撮影済みだと勘違いしていたヤマザクラの耳付接ぎを紹介します。
■TA-0448 ヤマザクラ耳付三枚接ぎ天板
サイズ:Width1800mm/Depth785~870/天板厚35 (mm)
仕上げ:オイル塗装/ウレタン塗装 ※ウレタン塗装の場合+¥25,920
価格:¥311,040 (税込)
前回の一枚板フェアではあっという間になくなってしまったヤマザクラの天板。
その後入荷した天板をすっかり撮影・webに掲載済みだと思い込んだまま今回の一枚板フェアを迎えてしまいました。
ヤマザクラは特に春前に人気が出ます。
これはやはり季節の関係でしょうか。
その前にwebの掲載ができそうなので、とりあえずよしとします。
サクラといえばその滑らかな木肌と淡い雰囲気が特長ですが、その理由とは?
というお話を少しします。
木には導管があります。小学校のころ習いましたね。
実はこの導管がなめらかさに関係しています。
木には環孔材と散孔材があります。
簡単に説明すると、導管の並びのことを言います。
環孔材は環状に並び、導管自体が太いのが一般的です。
たいして散孔材は導管が不規則に散在し、管が細いのが一般的です。
これにより手触りが変わってきます。
当然導管が太い環孔材よりも導管が細い散孔材の方がなめらかな手触りになります。
また環孔材の方が木目がはっきりとし、散孔材の方が淡い感じになります。
ここまでくればサクラは「環孔材」と「散孔材」どちらか、もうお分かりですよね?
そうです、サクラは散孔材です。
なんとも日本人に好まれそうな特長を持っているサクラですが、
かくいう私も一番好きな木です。
ブラックチェリーほど赤くない淡い感じ、なめらかな木肌。
そして日本の国花という昔から慣れ親しんだ感じ。
サクラ自体数が少なくなっていますので、BRUNCHでも一点もののテーブルとチェアしか
取り扱いはありませんが、ぜひその魅力にふれて頂ければと思います。
実はもう2枚、撮影していないサクラがあるので、また後日紹介します。
ちなみに写真では両端に木の枠が取り付けられていますが、
これは完成前の板の保護などのためにつけているだけですので、
もちろん完成時にはなくなります。ご安心ください。
皆さまのご来店を心よりお待ちしております。