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ウレタン仕上げと手袋

皆様こんにちは。
一枚板のテーブルをメインに無垢家具を取り扱っている東京・目黒のインテリアショップ、
brunch+time(ブランチ プラス タイム)です。

今週末は天気はいまいちですが、暖かいようですね。
ぜひ店頭で無垢材家具の魅力にふれて頂ければと思います。

さて昨日はオイル仕上げについて自分の手と比較して説明しましたが、
今日はもうひとつの塗装方法、ウレタン塗装仕上げについてを。

オイル仕上げはハンドクリームを塗っている状態だと言いましたが、
ウレタン仕上げはゴム手袋をしているような状態です。

ウレタン仕上げの最大の特長はお手入れのしやすさですが、
たとえばゴム手袋をした状態で手を洗っても、手は濡れません。

つまり表面にコーティングをして木を守っている状態です。
イメージとしては薄いプラスチックで覆っているような感じです。

これにより水がしみこむことがなくなり、シミの心配がなくなります。
※ただし色素の濃いものを長時間放置していると色がついてしまいます。

またコーティングは化学塗料なのでオイル仕上げのように定期的なお手入れが必要なくなります。

ただ手袋が破れてしまった場合、手は濡れてしまいます。
これはウレタンのコーティングも同様で、何かものを落としたりした際に
コーティングに裂け目が出来てしまうと、その部分から浸み込んでしまいます。

また破れた手袋は簡単に直せないように、
ウレタンもご家庭で簡単に直していただくことはできないので
一度工房に引下げ、再度コーティングし直す必要がございます。

よくオイル仕上げとウレタン仕上げのどちらがオススメですか?と聞かれるのですが
これに答えはありません。

オイルの場合は、日ごろのお手入れが必要になりますが、
ご自身でメンテナンスしながら長く綺麗に使って頂ける
木の風合いを存分に楽しめる塗装仕上げです。
ウレタンの場合は、表面にコーティングをする分、少し人工的な光沢感を感じたり
傷がついてしまうと簡単に直すことはできませんが、
日頃のお手入れが必要なくなり水には強い点が魅力の塗装仕上げです。

BRUNCH各店でオイル仕上げ・ウレタン仕上げの商品をご覧頂けますので、
実際の見た目や触れた感じ、メンテナンスの有無を含めて
ご自身にあった仕上げをお選び頂ければと思います。
またテーブルとチェアの場合は、水拭きの回数など違いが出てきますので
商品によって仕上げ方法をお選び頂いてもいいと思います。

前回・今回と文章だけで長くなってしまいましたが、
仕上げ方法でお悩みの方の参考になれば幸いです。
もう少し詳しい説明はぜひ店頭で!

皆様のご来店を心よりお待ちしております。