皆様こんにちは。
一枚板のテーブルをメインに無垢家具を取り扱っている東京・目黒のインテリアショップ、
brunch+time(ブランチ プラス タイム)です。
雨の月曜日。
週始めから雨だと気分も浮かないですね。
最近は寒さも厳しくて雨も多いので非常につらいです。
この調子だと桜の花が咲くのもまだまだ先になりそうですね。
早く春らしくなって欲しいと切に願います。
さて本日のブログですが、
実は私は最近brunch+timeに配属されまして、
ちょっと勉強がてらbrunch+timeにあります一枚板の木についてご紹介していきたいと思います。
本日ご紹介させて頂く木はこちら!
「栃(トチ)」です!
まずは木の分類から、
トチノキ科トチノキ属の落葉広葉樹。散孔材。
学名 : Aesculus carnea
産地は北海道、本州、四国、九州と幅広く分布しています。
国産の木ですね!
木質はやや軽軟で、木理やや交錯。
木肌は緻密で、表面仕上がりは艶やかでつるっとした触り心地がします。
加工性は良いのですが、乾燥が不十分だと多少狂いが起き易いという性質があります。
栃は樹木の段階から環境に敏感な木でして、
ねじれたりしながら成長することで このように個性的な木目が現れます。
木の木目のなかで装飾性の高いものを「杢」と呼び、
「杢」の種類にも名前がつけられてます。
栃の代表的といいますか、よく表れる杢というのが「縮み杢」と呼ばれるもので、
その名前の通り年輪が縮んだように見える木目があります。
「栃と言えば縮み杢」と言われる程、代名詞ともいっていい木目です。
ナラでいうところの「虎斑(とらふ)」のようなものですね。
栃のこういった木目や独特な光沢感が人気の理由の一つかもしれません。
テーブルにした写真がこちら。
明るい雰囲気ながらも個性的な栃の表情がアクセントになり、
恰好いいという印象ですね!
こちらの写真ではパキッと鉄脚であわせておりますが、
木製の脚などでもお作り出来ますよ。
それでは次回はまた別の木をご紹介したいと思います。
お楽しみに!