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天板の選び方

こんにちは。
一枚板のテーブルをメインに無垢家具を取り扱っている東京・目黒のインテリアショップ、
brunch+time(ブランチ プラス タイム)です。

昨日は暖かかったですが、今日は肌寒い一日ですね。
先週は帰りの電車で卒業式帰りの学生さんたちをよく見かけました。
そして家の目の前の道路には桜の花がちらほら。
寒さで忘れてしまいますが、もう春なんですね。
早く暖かくなってくれると嬉しいのですが。

さて本日は、耳付きテーブルの種類について。

現在brunch+timeでは

・一枚板
・ブックマッチ
・耳付接ぎ

この3種類の天板を取り扱っています。
よく「耳付きテーブル=一枚板」と思われていますが、
耳付きとは丸太の一番外側の部分がついたテーブルのことで、
一枚板に限らず、耳がついているものはすべて耳付きテーブルと呼びます。
一言で耳付きテーブルといってもそれぞれにまったく違った特長があり、印象も違うので
今日はその特長を紹介します。

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まずは一枚板です。
■存在感
何百年も生きてきた証ともいえる芸術的な木目、耳のシルエットなど、
その木が過ごしてきた時間がすべてつまっている一枚板。
人工的には決して作りだせないその表情は、1本1本すべて違う個性をもち、
力強さ・温もり・美しさすべてを感じていただけます。

■天板の厚み
テーブルの存在感を際立たせてくれる天板の厚み。
一枚板は他のテーブルに比べ厚みがあり、多くが45~50mmほど、
中には100mm近いものもあります。
その重厚感をたっぷりお楽しみいただけます。

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つづいてブックマッチ。

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■洗練されたデザイン
木が持つ温もりや力強さはそのままに、曲線を取り入れた面の処理や中央のスリットなど、
デザイン性を加えることで美しさのある洗練された雰囲気を演出してくれます。
自然の魅力と職人によってプラスされた美しさが都会的で他にはないテーブルに仕上がります。

■左右対称
連なっていた一枚板、つまり左右対称の木目をもつ一枚板を2枚並べているブックマッチ。
この2枚を何年も同じ環境で育てる必要のあるブックマッチは材としての価値に加え、職人の確かな技術が必要になります。

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最後に耳付接ぎ。

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■ナチュラル
耳付きテーブルの自然な魅力、ほどよい存在感を感じながら
どんな雰囲気にも合わせやすいナチュラルさが魅力です。
シンプルなデザインのため樹種ごとの印象をストレートに表現することができ、
素材本来の魅力を存分にお楽しみいただけます。

■こだわりの作り
何枚かの板を接ぎ合わせて作るこのテーブルは、同じ丸太から材料を取り出しています。
そして並び順も一枚板に見えるように熟考して接ぎ合わせていきます。
シンプルなデザインだからこそより丁寧な作りでその魅力を引き出しています。

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いかがだったでしょうか。
せっかくの無垢材のテーブルです。
木の魅力をよりお楽しみいただける耳付きもいいと思いませんか?

今まで耳付きテーブルに興味のなかった方も、
ぜひ一度当店でその魅力にふれていただければと思います。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。