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brunch+timeで悠久の時を感じてください。

目黒通り沿いに5店舗と、千葉、横浜の店舗で無垢材の家具を中心に取り扱っているBRUNCHですが、brunch+timeはこれらの中でも個性的な店舗となっています。

外観から見てみますと、その佇まいは、とても趣深いです。

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味のある古民家を改装してbrunch+timeは営業をしています。
京都の町屋のような風情がありますよね。

 

この建物、昭和9年に建てられたもので、築年数でいうと80年を超える、
古民家の中でも「大御所」です。

 

見どころはやはり、古い建築物などでよくみられる太い梁。

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現代の建築では材料の調達やその建築技法、コストなど、
実現するにはなかなかハードルが高いですが、
この戦前に建てられ残っている民家では、
未だしっかりとした梁を見ることができます。

 

そして、個人的に大好きなのが、天井に張り巡らされている「線」です。

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壁に埋め込むことが難しかったのか、もしくはコンセントなどの規格が統一される前だったからなのかは定かではないですが、電気の線が剝き出しで配線されていて、見ることができます。初めて見たときは「かっこいい!」と感動しました。

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しっかりと被覆されているので、触ってしまって感電する、ということもありませんが、無骨な感じがいいですよね。この赤と白のコードで配電されている天井付近は、地味な部分ではありますが、なかなかお目にかかれない、一見の価値ありです。

一階部分から、二階に上がってみます。

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高くとられた天井高が非常に開放感を感じられ、ちょっとモダンな印象を受けるかもしれませんね。

 

築80年という歳月はとても長いですが、ここに並ぶ一枚板たちが過ごしてきた時間の長さに比べると、少し足りないかもしれません。

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樹種にもよりますが、一枚板のテーブルが作れるような直径1メートル前後の大木が育つまでにはやはり100年前後の月日が必要です。

その大切な木を伐採し、製材、乾燥、仕上げをして、一枚のテーブルが完成します。

 

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TA-0494 栃一枚板

そのとっておきの一枚と出会うためにぜひ一度ご来店ください。

すべての一枚板とは一期一会。

その悠久の時間を感じながら
長く付き合っていけるパートナーを探しに、brunch+timeへ遊びに来てください。