こんにちは。
一枚板のテーブルをメインに無垢家具を取り扱っている東京・目黒のインテリアショップ、brunch+time(ブランチ プラス タイム)です。

当店で扱っているテーブルは他のテーブルと違い、
「耳」と呼ばれる、ある部分がついています。

この側面部分が「耳」です。
丸太の皮を剥いだ一番外側の部分のことを指します。

木の形をそのまま残していますので、
もちろんひとつひとつシルエットや表情に違いがあります。


そして耳の横の白い部分。
ここは「白太(しらた)」と呼びます。
この白太は木の中で一番若い部分で、まだ色の変化が進んでおらず
中心部分との色に差が出ています。
ちなみにこの白太はすべての木材にあるのですが、
木の種類によって中心部分との色の差が異なるため、
はっきりと分かるものもあれば、ほとんど分からないものもあります。
![table_0480_06_600px[1]](https://brunch-time.brunchone.com/blog/wp-content/uploads/sites/6/2017/02/table_0480_06_600px1.jpg)
モンキーポッドは明確に分かりますね。
濃淡の出方がとてもいいアクセントになりますし、
いかにも一枚板っぽさが伝わります。

トチの木はほとんどわかりません。
代わりに、不規則な成長をすることが多いため、
個性的な耳のシルエットになることが多く、いいアクセントになっています。
この耳と白太の有無によってテーブルの雰囲気はぐっと変わります。




より無垢材としての力強さや重厚感を感じますね。
ただこれだと少し野暮ったいかな…と感じる場合は、
テーブルの脚を鉄に変えると、またモダンな雰囲気に変わります。


![]()


ちなみに「耳」と「白太」は丸太の外側からしか採れないため採取量が少なく、
またとても柔らかい部分なので、
・木として生えているときに虫が付きやすい
・加工の際に崩れてしまう
といった難点があります。
そのため家具になる耳部分はとても希少で、
「耳付き」というだけで、特別な価値があります。


耳部分が綺麗に残るように、乾燥中に表皮を剥がしておきます。
このように「耳付き」テーブルは、一般的なテーブルと比べ
雰囲気も価値も違う部分があります。
もちろん好みによって耳の有無は変わりますが、
もしまだ耳付きテーブルをご覧になっていない方は
どうぞこの機会に実際にご覧頂ければと思います。
ただいまお買い得なフェア(→詳細はこちら)も開催中ですので、
今週末はどうぞBRUNCH各店で家具選びをお楽しみください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。