8/6(土)から一枚板フェア開催いたします!

皆様こんにちは。
一枚板のテーブルをメインに無垢家具を取り扱っている東京・目黒のインテリアショップ、
brunch+time(ブランチ プラス タイム)です。

8月に入り、本格的な夏を迎えようとしていますね。
夏といえば、海、花火、バーベキューと楽しいことが盛りだくさんですが、
brunch+time恒例のあのフェアを今年も開催いたします!

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今年もやってきました、「夏の一枚板フェア」!
8/6(土)から開催!
ウォールナット、モンキーポッド、栃など一枚板を多数ご用意しております!

そこで今日はbrunch+time 一枚板フェアのポイントをご紹介します。

~お選びいただける天板の種類~

表題の通り、一枚板はもちろんのこと、ブックマッチや耳付き接ぎなど
雰囲気にあわせて天板の種類をお選びいただけるようになっています。

➀「一枚板
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一枚板はなんといってもその存在感が特徴!
迫力のある厚みがテーブルの存在感を際立たせ、
無垢材の重厚感をたっぷりとお楽しみいただけます。

木の魅力をシンプルに表現した、もっとも贅沢なテーブルです。

➁「ブックマッチ
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連なる木目を持つ一枚板を2枚並べたブックマッチは、
左右対称の木目が特徴です。

長い年月を同じ環境で育てる難しさは一枚板に勝るとも劣らない価値があります。

都会的な雰囲気のマンションやモダンな雰囲気がお好きな方にお勧めです。

➂「耳付き接ぎ
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ナチュラルなデザインで、木の魅力や特徴を感じつつ、
どんな空間にも合わせやすい点が最大の魅力です。

お部屋の他の家具とのバランス・まとまりを持ちながら、
程よく耳付きテーブルの存在感を感じることができます。

戸建て、マンション、どんな雰囲気に合わせられる万能なテーブルです。

■~お選びいただける脚~

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脚の種類も豊富にご用意しております。
人気の鉄脚、定番の木脚の中で形もさまざま。
デザインや使い方にあわせてお選びいただけます。

■~ご希望にあわせてカスタマイズ~

チェアやベンチのサイズ、設置場所やライフスタイルなど、
様々な要素から最適な脚の取付位置やサイズに調整いたします。

ダイニングは毎日の生活に欠かせないスペースです。
見た目と使いやすさ、どちらもご満足いただけるように
細かな部分にもこだわりお作りいたしますので、
お気軽にスタッフにご相談ください。

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例えばリビングダイニング兼用のソファとあわせる場合に、
この脚のサイズと位置では出入りがしにくくなってしまいますので

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こんな風にサイズダウンし、内側に取り付けることで
すっきりと出入りが楽になります。

~お買い得な一枚板~

前回から企画に取り入れているお買い得な一枚板。
かなりお買い求め安い金額までプライスダウンしています。
今回はどんな一枚板がお買い得になっているのでしょうか。

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いかがだったでしょうか。
今年はぜひbrunch+timeで一枚板のテーブルと楽しい夏を!
皆様のご来店を心よりお待ちしております。

一枚板の入荷&お買い得情報

皆様こんにちは。
一枚板のテーブルをメインに無垢家具を取り扱っている東京・目黒のインテリアショップ、
brunch+time(ブランチ プラス タイム)です。

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先日一枚板が入荷いたしましたので、
本日は詳細のご案内と一枚板のテーブルのご納品事例、
お買い得な一枚板を紹介致します。
一枚板のテーブルをお考えの方はぜひbrunch+timeまでご来店ください。
まだ撮影が完了していないものがほとんどですので、ぜひ店頭で実際にその魅力に触れて頂ければと思います。

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~一枚板 入荷情報~

■TA-0490 栃一枚板 天板
サイズ:W1515×D850~900×天板厚55(mm)
仕上げ:クリアウレタン塗装
価格:¥388,888- (税込8%)

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■TA-0491 栃一枚板 天板
サイズ:W1805×D770~855×天板厚59(mm)
仕上げ:クリアウレタン塗装
価格:¥388,888- (税込8%)

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■TA-0492 栃一枚板 天板
サイズ:W1840×D895~910×天板厚52(mm)
仕上げ:クリアウレタン塗装
価格:¥259,225- (税込8%)

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■TA-0493 栃一枚板 天板
サイズ:W1895×D795~900×天板厚48(mm)
仕上げ:クリアウレタン塗装
価格:¥291,629- (税込8%)

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■TA-0494 栃一枚板 天板
サイズ:W1975×D905~1030×天板厚50(mm)
仕上げ:クリアウレタン塗装
価格:¥518,451- (税込8%)

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■TA-0495 栃一枚板 天板
サイズ:W1520×D670~770×天板厚52(mm)
仕上げ:クリアオイル塗装
価格¥324,000- (税込8%)

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■TA-0496 栃一枚板 天板
サイズ:W1380×D670~695×天板厚54(mm)
仕上げ:クリアウレタン塗装
価格:¥145,814- (税込8%)

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■TA-0497 栃一枚板 天板
サイズ:W1680×D915~970×天板厚46(mm)
仕上げ:クリアウレタン塗装
価格:¥324,032- (税込8%)

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■TA-0498 栃一枚板 天板
サイズ:W1965×D1150~1190×天板厚52(mm)
仕上げ:クリアオイル塗装
価格:¥842,484- (税込8%)

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■TA-0502 栃一枚板 天板
サイズ:W2200×D940~1010×天板厚51(mm)
仕上げ:クリアオイル塗装
価格:¥828,000- (税込8%)

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■TA-0503 栃一枚板 天板
サイズ:W2070×D970~1050×天板厚49(mm)
塗装:クリアオイル塗装
価格:¥771,428- (税込8%)

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■TA-0504 モンキーポッド一枚板 天板
サイズ:W1680×D820~865×天板厚57(mm)
仕上げ:クリアオイル塗装
価格:¥360,000- (税込8%)

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~一枚板テーブル ご納品事例 ~

一枚板のテーブルのご納品事例の一部を紹介します。
床の色や合わせているチェアなど、参考にしていただければと思います。
その他にも耳付き接ぎやブックマッチテーブルなどのご納品事例もございますので
My Homeから御覧ください。

■栃一枚板×木製100角柱脚×CH-0045チェア

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詳細はこちら→My Home vol.140

■栃一枚板×鉄製二本脚(ブラック)

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詳細はこちら→My Home vol.125

■ウォールナット一枚板×鉄製二本脚(ブラック)×CH-0068チェア×CH-0244耳付きベンチ

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詳細はこちら→My Home vol.88

■モンキーポッド一枚板×鉄製T字脚(ホワイト)×CH-0045チェア

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詳細はこちら→My Home vol.94

~お買い得な一枚板、耳付きテーブル~

お買い得な一枚板や耳付きテーブルの一部をご紹介します。
天板のみの状態ですので、脚もお好きなデザインをお付けできます。
店頭にはまだまだお買い得な商品がたくさんありますので、ぜひご来店ください。

TA-0287 モンキーポッド一枚板
サイズ:W1820×D1080~1130×天板厚55(mm)
仕上げ:ウレタン塗装
価格:¥243,051→¥196,000(税込み)

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TA-0373 モンキーポッド一枚板
サイズ:W1955×D:980~1110×天板厚50(mm)
仕上げ:ウレタン塗装
価格:¥421,242→¥312,000(税込み)

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TA-0464 オニグルミ 割接ぎブックマッチ天板
サイズ:W1800×D780~850×天板厚35(mm)
仕上げ:オイル塗装とウレタン塗装からお選びいただけます
価格:¥358,560→¥294,000(税込み)
※ウレタン塗装の場合は+¥25,920(税込み)

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TA-0486 ウォールナット一枚板
サイズ:W1300×D525~590×天板厚35(mm)
仕上げ:オイル塗装
価格:¥252,000→¥189,000(税込み)

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いかがでしたでしょうか。
ダイニングテーブルはもちろんのこと、デスクやリビングテーブルもご用意しております。
またテーブル選びで困っていること、悩んでいることがございましたらぜひスタッフにご相談ください。

それでは皆様のご来店を心よりお待ちしております。

こだわりのつまったテーブル

こんにちは。
一枚板のテーブルをメインに無垢家具を取り扱っている東京・目黒のインテリアショップ、
brunch+time(ブランチ プラス タイム)です。

3連休の中日、いかがお過ごしですか。
東京は朝に小雨が降りましたがなんとか持ちこたえてくれていますね。
このまま帰りまでなんとか雨が降らずにいてくれるといいのですが、
本格的な夏の到来を前に水不足も心配なところです。
夜中だけ降ってくれるといいですが。

さて本日はtimeの中でもひときわ個性的なテーブルを紹介します。

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TA-0095 タモ無垢材テーブル
サイズ W:1200~2000 D:800~1000 H:620~720(mm)
仕上げ オイル塗装/ウレタン塗装
価格:¥129,168~¥182,520(税込み)

変形した形が目を引くテーブルです。
長方形や丸はよくありますが、この形はなかなかないと思います。
長方形よりもすっきりと見え、脚が内側についていることで
テーブルを囲みながら大人数でお使い頂けます。

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さらにお部屋にあわせて反転デザインもご用意しております。

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さらにさらにこのテーブルの個性的なところはその見た目だけではありません。
何枚かの板を接ぎ合せてお作りしていますが、その木目の並び順を一枚板と同じにしています。
中心部分が板目と呼ばれる曲線の木目、それ以外を柾目と呼ばれる直線の木目にして
一枚板の雰囲気を再現しています。

一般的なテーブルは板の並び順はランダムなことがほとんどですが、
このテーブルはこだわっています。

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直線側の側面も一枚板のようにかたどっています。

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このテーブルはもともとリビングダイニングセットようにデザインされましたが、
その個性的なデザインから人気がでて、通常のダイニングテーブルとしても
お使いいただけるように高さ変更可能な仕様になりました。
別途17,280円(税込み)で高さ変更可能です。
高さは10mmピッチで300mm~720mmからお選び頂けます。

BRUNCHの中でもひときわ個性的なテーブル。
目黒のbrunch+timeにて展示しておりますので、ぜひご来店ください。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

【新入荷情報】栃&モンキーポッド一枚板

皆様こんにちは。
一枚板のテーブルをメインに無垢家具を取り扱っている東京・目黒のインテリアショップ、
brunch+time(ブランチ プラス タイム)です。

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一枚板の最新入荷情報です。

■TA-0490 栃一枚板 天板
W1515×D850~900×天板厚55(mm)
クリアウレタン仕上げ
¥388,888- (税込8%)

■TA-0491 栃一枚板 天板
W1805×D770~855×天板厚59(mm)
クリアウレタン仕上げ
¥388,888- (税込8%)

■TA-0492 栃一枚板 天板
W1840×D895~910×天板厚52(mm)
クリアウレタン仕上げ
¥259,225- (税込8%)

■TA-0493 栃一枚板 天板
W1895×D795~900×天板厚48(mm)
クリアウレタン仕上げ
¥291,629- (税込8%)

■TA-0494 栃一枚板 天板
W1975×D905~1030×天板厚50(mm)
クリアウレタン仕上げ
¥518,451- (税込8%)

■TA-0495 栃一枚板 天板
W1520×D670~770×天板厚52(mm)
クリアオイル仕上げ
¥324,000- (税込8%)

■TA-0496 栃一枚板 天板
W1380×D670~695×天板厚54(mm)
クリアウレタン仕上げ
¥145,814- (税込8%)

■TA-0497 栃一枚板 天板
W1680×D915~970×天板厚46(mm)
クリアウレタン仕上げ
¥324,032- (税込8%)

■TA-0498 栃一枚板 天板
W1965×D1150~1190×天板厚52(mm)
クリアオイル仕上げ
¥842,484- (税込8%)

■TA-0502 栃一枚板 天板
W2200×D940~1010×天板厚51(mm)
クリアオイル仕上げ
¥828,000- (税込8%)

■TA-0503 栃一枚板 天板
W2070×D970~1050×天板厚49(mm)
クリアオイル仕上げ
¥771,428- (税込8%)

■TA-0504 モンキーポッド一枚板 天板
W1680×D820~865×天板厚57(mm)
クリアオイル仕上げ
¥360,000- (税込8%)

■TA-0505 ウォールナットブックマッチ 天板
W2200×D920~940×天板厚35(mm)
クリアオイル/クリアウレタン お選び頂けます
¥509,760- (税込8%)

写真などは後日また紹介致します。
どれも綺麗で自慢の一枚板たちです。
一枚板のテーブルをお探しでしたら、ぜひ3連休にご来店頂ければと思います。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

新顔

皆様こんにちは。
一枚板のテーブルをメインに無垢家具を取り扱っている東京・目黒のインテリアショップ、
brunch+time(ブランチ プラス タイム)です。

先日スカイツリーとすみだ水族館に行ってきました。
急きょのことだったので、まったくスカイツリー観光に向いていない天候。
案の定雲しか見えない状態でしたが、ペンギンの可愛さになんとか救われた一日でした。
次回は事前に天気を調べてきれいな景色を拝みたいと思います。

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さて先週末にリニューアルオープンした姉妹店、brunch+one
それにあわせて多少店舗間での展示品の移動などもありました。
さらには単純な新入荷の商品もあり、timeも新入りが増えましたのでご紹介を。
まずはチェアです。

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CH-0241 ダイニングチェア

牛のおしり部分のしっかりとしたハイドレザーを使用した総レザー張りのモダンなチェアです。
スチールフレームを使ったすっきりとした見た目ですが、
クッションは高密度ウレタンを使用しているので、快適な座り心地です。
ぜひ実際にお試しください。

続いては収納家具をふたつ。

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こちらの2つの収納は、どちらも矢貼りという技法を使用しています。
突板の木目を斜めに貼ることで、無垢材とはまた違った木材の魅力を引き出してくれています。

そして先週入荷したトチの一枚板10枚ほどと、
先週届かなかった一枚板が明日、数枚入荷してきます。

新顔が増えたbrunch+time。
ぜひご来店ください。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

栃の一枚板がたくさん入荷しました!

皆様こんにちは。
一枚板のテーブルをメインに無垢家具を取り扱っている東京・目黒のインテリアショップ、
brunch+time(ブランチ プラス タイム)です。

暑い日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
暑い日は家でゆっくりという方も多いと思いますが、
ぜひbrunch+timeにお越しください。
栃の一枚板が多数入荷しています。

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あと展示も変えました。

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奥のスペースはガラスをのせたブックマッチテーブルに
矢貼りのサイドボードとトールキャビネット。
モダンな空間に仕上げてあります。

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少し和を取り入れた和モダンな空間も。
姉妹店のbrunch+oneがリニューアルオープンしましたので、
負けじとうちも。
1Fはウォールナットやモンキーポッドなど濃い色合いの展示、
2Fは明るい色合いの無垢材の商品を多く展示しています。
どちらも一枚板をはじめとした耳付きテーブルを中心に、
リビングダイニングセットも濃い色合い、明るい色合いでそれぞれ展示しています。

ぜひ目黒各店をあわせてご覧いただければと思います。

一枚板はどうやってできる?~乾燥編~

皆様こんにちは。
一枚板のテーブルをメインに無垢家具を取り扱っている東京・目黒のインテリアショップ、BRUNCH一枚板店です。

一枚板ができるまでの「仕入れ」「製材」「乾燥」までを紹介しておりますが、今回は最後の項目、「乾燥」について詳く見ていこうと思います。

■一枚板はどうやってできる?~仕入れ編~
■一枚板はどうやってできる?~製材編~

一枚板が出来上がるまでの工程を知ることで、より好きになって頂けると思います。

それではどうぞ。

~ 一枚板ができるまで ~

③乾燥

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製材が済んだ板は次に乾燥させます。
原木には吸い上げられた水分が豊富に蓄えられており、未乾燥の材を「生材」と呼びます。
木材が含む水分量の目安となる含水率(※)を見ると、
弊社で取り扱っている広葉樹は生材の状態で平均70%前後の含水率、
針葉樹では300%以上の含水率の木もあり、伐採すると水が溢れてくる木もあるそうです。

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■含水率とは
木材に含まれる水分の割合を示す数値です。

計算式は
含水率(%)=(木材の乾燥前の重量(g)-乾燥後の重量(g))×100÷乾燥後の重量(g)

例えば200gの木材が乾燥して150gになった場合は
200-150×100÷150=33.333・・・
約33%の含水率ということになります。

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なお木材の含水率は水分の変化を捉えやすくするために、
水分を一切含まない木材そのものの重量を基準にして算出しているために、
100%を超える含水率になる場合も多々あります。

200gのウォールナットが乾燥して80gになった場合は
200-80×100÷80=150%の含水率になります。
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木材は含水率30%前後から収縮をはじめ変形や割れなど症状が表れ、
最終的にはいずれの木材も、最終的には水分の吸収・放出を最低限しか行わない
安定した状態になりますが、このときの含水率を「平衡含水率」と言います。
(変形や割れが生じる原因は繊維飽和点と異方性の関係によりますが、詳しいことは別の機会に)

家具を製作したあとに割れや反りが表れてしまうと商品に不具合が生じてしまいますので、
あらかじめしっかりと乾燥させ、最適な含水率まで下げた乾燥材を使用します。

気候・環境によって変動しますが、日本の平衡含水率は15%前後と言われていますが、
気密性の高く空調設備が整っている現在の住宅環境では、
室内の含水率はさらに低く10%前後まで下がっているため、
一枚板をはじめとした無垢材の家具も同様の含水率まで乾燥させていきます。

さて肝心の乾燥の方法ですが、

①天然乾燥
②人工乾燥

の順番で乾燥させていきます。

まずはじめの天然乾燥ですが、これは屋外または風通しのいい屋内で
「桟積み」をした状態で乾燥させる方法です。

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この方法では空気にふれている表面から少しずつ乾燥していきますので、
板と板を重ねてしまうと空気にふれる面が少なくなり乾燥が進みません。
また場所によって乾燥の進み具合に差が生じると割れや変形が起きてしまうため
なるべく多くの面が空気にふれるように板と板の間に木の桟を挟み、隙間を作ります。

割れが出やすい表面や木口には割れ止めの塗料を塗ったりカスガイを打ち込んだりしていきます。

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この天然乾燥は樹種によって乾燥の進み具合が変わるため数年かけて行う場合もあり、
じっくりと時間をかけ少しずつ含水率を下げていく方法のため効率は良くありませんが、
板にかかる負担を最小限に抑えることができます。
この際に風の抜ける向きに対して垂直に桟積みを置くと効率よく乾燥が進みます。

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■乾燥は樹種によって変わる
BRUNCHで取り扱っている材の中ではブラックチェリーは比較的乾燥が早く、
同じ北米材でもウォールナットは中心部分の乾燥が遅く乾燥に時間がかかります。
また一枚板で見ると、楢材の特に板目は乾燥の際に割れが非常に起きやすい木材です。
乾燥の話とは少し逸れてしまいますが耳部分も腐りやすいため
「一枚板」「耳付き」に限定すると入手が困難な材になります。
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また樹皮ですが、
樹皮をつけたままにしておくと虫が入り込み木を食べてしまうおそれがあるため、
乾燥させることで剥がしやすくなったこの段階で一枚一枚丁寧に樹皮を剥がしておきます。

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もちろん製材前に皮剥きの機械で剥がすこともできるのですが、
必要以上に耳部分を削ってしまうこともあるため、
可能な限り美しい耳を残すために可能な限りこの段階で取り除いています。
こういった手間暇があるからこそ、貴重な一枚板はさらに魅力的になっていきます。

こうして天然乾燥により時間をかけて少しずつ含水率を下げていくのですが、
天然乾燥のみでは平衡含水率の15%前後までしか下げることができないため、
続いて人工乾燥を行います。

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写真は少し分かりづらいですが、人口乾燥機の中に板を入れているところです。
機械というよりは温度・湿度などを調整できる倉庫の中に天然乾燥させた板を入れて
乾燥具合・含水率を調整します。

人工乾燥には様々な方法があるのですが、
写真では蒸気式の乾燥を行なっています。
ボイラーから発生した蒸気を送風機を使い庫内が一定に保たち仕上がりの含水率の均一を図ります。
ちなみに庫内は80℃ほどとかなりの高温になっています。

BRUNCHの一枚板は上記の蒸気乾燥に加え、さらに高周波乾燥機も使用しています。
これまで紹介した天然乾燥・蒸気式の人工乾燥は、表面からの乾燥方法でした。

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高周波乾燥の場合は私たちの生活の中で言えば電子レンジのような仕組みで、
内部から熱を加え、外に水分を蒸発させていきます。
これにより外部からも内部からも乾燥させることができ、
均一な含水率を保つことができます。

人工乾燥の期間は天然乾燥の1~数年にたいして数週間の乾燥で済みます。
ではなぜ最初から人工乾燥を施さないかというと、
急激な含水率の変化は、木に大きな負担がかかり割れや変形の可能性を増幅させてしまうためです。
なので、まずはゆっくりと天然乾燥で含水率を下げ、
そのあとに人工乾燥で現在の住宅環境にあわせた含水率に下げていく必要があります。

天然乾燥・人工乾燥が完了した板を水分計で含水率を測定してみると・・・

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9%です。しっかりと乾燥できていますね。

乾燥が無事完了した後は
板を外気に馴染ませるように2週間ほど桟積みする「養生」を経て
一連の工程が終了となります。

これでやっと一枚板のテーブルができる下準備が整いました。
ここからさらに表面の研磨、割れ等がある場合は補修、最後に仕上げ塗装と
さらに続いていきますが、それはまた別の機会にお伝えしようとおもいます。

2回に渡り一枚板ができるまでの流れをみてきましたが、いかがでしたか?
下準備にかける時間と丁寧さが
その板の出来に大きく影響を与えることが少しでも伝われば幸いです。

ただ仕入れて、ただ製材し、ただ乾燥させる。
それではいい板は出来上がりません。
自然が作りあげた美しい素材を、職人の手によって仕上げる。
もっと簡単で手早く出来る方法はいくらでもありますが、
最高の状態の一枚板を作り上げるためには途方もない時間と手間暇が必要です。
そしてこの工程があるからこそ一枚板は魅力的なのだと思います。
内面から伝わる美しさ、それも一枚板の最大の魅力のひとつですので
ぜひ一枚板が出来上がるまでの背景を思い浮かべながら
運命の一枚をお探し頂ければと思います。

一枚板はどうやってできる?~製材編~

皆様こんにちは。
一枚板のテーブルをメインに無垢家具を取り扱っている東京・目黒のインテリアショップ、
brunch+time(ブランチ プラス タイム)です。

昨日のブログでは一枚板ができるまでの一歩目、
仕入れ」についてお話しさせて頂きました。
今日はその続きを。

~ 一枚板が出来上がるまで ~

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②製材

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数少ない中から選ばれた原木は、続いて工場で「製材」されます。
この製材では、どの向きに鋸を入れるかによって一枚板の表情が決まるため、
その板の出来に大きく影響を与える、非常に重要な工程です。
どんなに原木(素材)が良くても、製材(加工)が良くなければ、いい一枚板は出来ません。

シルエット、木口などに表れている僅かなサインから木目をイメージして、原木を挽くと・・・

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綺麗な木目が表れました。
この原木はブラックウォールナットです。
製材したばかりの状態だと白太のコントラストがはっきりと出ていますね。
普段見かけるウォールナットはここまでコントラストが強くないと思います。
これはウォールナットに含まれるタンニンという成分と乾燥に関係があるのですが、
長くなりますので、その話はまた別の機会に。

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ちなみに1本の原木から採れる一枚板はわずか数枚です。
原木は円柱ですので、その中で奥行(原木の直径)が必要な一枚板のテーブルは
当然採れる枚数が限られてきますし、さらには状態という要素も加わります。
それだけ一枚板のテーブルを作ることは簡単ではないということですね。

ここまで仕入れ、製材と一枚板ができるまでの工程を見てきました。
最後は乾燥になりますが、この乾燥も非常に神経を使う工程です。
無垢材の家具をご検討頂いている方は、
「割れ」や「反り」といった言葉を耳にしたことがあると思います。
実はほとんどの木は乾燥の間に大小はあれどの「割れ」や「反り」が生じてしまいます。
それを踏まえて、あらかじめ板の長さや厚みを少し大きめに製材していきます。
これも一枚板が数枚しか取れない理由のひとつです。

乾燥については長くなるので、また次回に。
それではまた。

一枚板はどうやってできる?~仕入れ編~

皆様こんにちは。
一枚板のテーブルをメインに無垢家具を取り扱っている東京・目黒のインテリアショップ、
brunch+time(ブランチ プラス タイム)です。

木の家具がお好きな方でしたら、
一度は「一枚板」というフレーズを聞いたことがあると思います。

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圧倒的な「存在感」と「高級感」が魅力の一枚板は、まさに自然が作りだした芸術品です。
大きな家で大きな一枚板のテーブルを。
誰もが皆一度は憧れたことがあるのではないでしょうか。

さてそんな魅力たっぷりの一枚板ですが、
もちろん最初からこの状態ではありません。
たくさんの工程を経てやっと私たちが普段見ている一枚板の姿になるわけですが、
一枚板がどのように作られているかご存知ですか?

実は私たちが店頭で見ている商品の状態になるまでには、
想像よりもはるかに時間と根気を必要とします。

その工程を知ることで、より一枚板の魅力を感じていただけると思いますので、
さっそく一枚板が出来上がるまでを順を追って見ていきましょう。

~ 一枚板が出来上がるまで ~

①原木の仕入れ

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ご存知のとおり、一枚板は一本の木から丸々材料を取り出した「一枚の板」です。
そのために必要なもの、それは「原木」です。
原木とは製材される前の、伐採した状態の木材を指します。

この原木を仕入れる方法はいくつかありますが、オーソドックスな方法が「原木市」です。
「市」といえば有名なのは築地ですね。
原木の市も築地と同じように競りにて仕入れていきます。
この市場は全国に数多くありますが、
岐阜など数カ所では一般の方が参加できる市もあるそうですので、
ご興味がありましたらぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

さて話は戻り、この原木市では国内外の様々な原木が数多く並んでいますが、
一枚板の奥行が90cm以上のサイズになる原木は100本に1本くらいの割合なのだとか。
brunch+timeが一枚板で使用している樹種はすべて広葉樹で、
特に成長がゆっくりなため樹齢にすると100~200年ほどになります。
気が遠くなるほどの途方もない年月ですね。

そして、もちろんそのすべてが一枚板のテーブルに適した状態ではありません。
数少ない原木の中から最適に思える原木を探すために必要な能力が「目利き」です。
一枚板は原木を製材して作りだすわけですが、
もちろん原木のままでは中身の状態を見ることはできません。

原木の主に外見に表れているさまざまなポイントによって
どんな一枚板が採れるのか判断するのですから、
より詳しい知識と経験が必要になります。

このように元々数が少ない状態の中から選んだ原木でも、
実際に製材してみたところ一枚板には不向きな場合も往々にあります。
限られた材だけが一枚板になり、私たちの手元に届いていることが実感できますね。

このあとまだまだ続きますが、
長くなりましたので今日はここまで。
明日のブログで続きを書きたいと思います。

『大アウトレットセール』本日最終日です

皆様こんにちは。
一枚板のテーブルをメインに無垢家具を取り扱っている東京・目黒のインテリアショップ、
brunch+time(ブランチ プラス タイム)です。

今年の梅雨は、何故か週末になると雨模様といった感じで、お出かけが雨だとうんざりしますね。
今週末は天気に恵まれましたが本日の最高気温は33°です。
梅雨明けは7月中旬頃の予報になっているので、早くジメジメした季節を乗り越えて、楽しい夏を迎えたいです。

6/28(火)から7/3(日)まで期間延長している『大アウトレットセール』
残すところ本日7/3(日)のみとなりました。
大変ご好評頂いているフェアですが、まだまだお買い得商品が残っています。
最終日ですが、おすすめ商品をご紹介致します。

『ウォールナット耳付きダイニングテーブル』

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天然の「木の耳」を残した素材感たっぷりの無垢材ダイニングテーブルがセール価格になりました。

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よく人工的に耳を造っていることがありますが、こちらのテーブルの耳は天然の物です。
木が成長する長い年月で残った傷などすべての『歴史』が刻まれています。
なので一点一点すべて異なる表情をしています。
このテーブルは通常受注生産なので木目や耳の形はお選び頂けませんが、
セール品は現品をお渡しするので、もし木目や耳が気に入った方おすすめです。

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スチール製の脚がモダンな雰囲気を演出してくれます。
贅沢に無垢材を使用したウォールナットの38㎜厚天板は高級感と重厚感があり、
黒いスチール脚との相性は抜群です。
無垢材×異素材の組み合わせをお楽しみ下さいませ。

【ウォールナット無垢材リビングテーブル】

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円錐型のシンプルなリビングテーブル。

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シンプルが故にウォールナット無垢材の良さが引き立ちます。
機能性の部分でも脚が折り畳み式になっているので、
簡単に収納出来るのと、

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写真の様に脚を折り畳んでお使いいただく事もできる優れものです。

BRUNCH各店で大アウトレットセール開催中ですので、
お近くまでお越しの際はお立ち寄り下さいませ。
皆様のご来店心よりお待ち致しております。