耳付き板に使われる木の種類をご紹介。〜タモ〜

皆様こんにちは。

一枚板のテーブルをメインに無垢家具を取り扱っている東京・目黒のインテリアショップ、brunch+time(ブランチ プラス タイム)です。

今日は朝から雨が降っていて気落ちしていましたが、
午後には止んでくれて良かったです。

ですが桜は今日でだいぶ花びらを落としてしまったでしょうね。

桜とはなんとも儚いものですね。

さてそんな本日のブログですが、

本日も!「耳付き板に使われる木の種類をご紹介」シリーズでいきたいと思います。

本日ご紹介させて頂く木の種類は、、

こちら!

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「タモ」でございます!

タモは英語でいうとアッシュですが、
こちらも国産のタモと北米産のアッシュとは木としての特徴が異なります。

木材というのはなんとも分かりづらいですよね。。

国産のタモは上の写真のように胴回りが太く大きく成長する木材で、滋賀県を南端とし、北海道までの地域に生育しています。

タモは非常に固く、また反発力がある木なので、
「アオダモ」と呼ばれる種類はプロ野球選手のバットに使われていることでも有名です。

対してホワイトアッシュも木材の特徴などはタモと非常に似ており、
こちらもアメリカのメジャーリーガー達が使用しています。

タモ材もオーク材もどちらも板にすると色味は明るく、
木目は太めではっきりと表れるタイプですね。

ただ北米産のものは細かく分類すると「ホワイトアッシュ」と呼ばれる木の種類でして、タモよりも白っぽく明るい色味をしています。

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板にするとこのような雰囲気となります。

節や黒点などは少なく、
比較的均整のとれた木目です。

なのであまり個性的な木目は好みでない方におすすめですね。

色味はナラに近く明るい褐色で、
経年変化もあまり大きくありません。

時間が経つにつれて多少は色が濃くなりますが、
毎日見ている分には気づかない程度です。

タモ材も現在一点ものの耳付き板の展示はない状態です。

受注生産品のタモ材耳付き板はお作り出来ますので、
ご興味をお持ちのかたはぜひお問い合わせ下さい。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

耳付き板に使われる木の種類をご紹介!〜ニレ〜

皆様こんにちは。

一枚板のテーブルをメインに無垢家具を取り扱っている東京・目黒のインテリアショップ、brunch+time(ブランチ プラス タイム)です。

今日も昨日と同じ様なくもり空。
なんだかぱっとしないお天気ですね。

今日は朝から一件お届けにでていたのですが、
どこも桜が見頃になっていましたね。
今週末はまさにピークのタイミングなんではないでしょうか。

今週末は是が非でも晴れてもらわなければ困ります。

さてそんな本日のブログですが、

本日も「耳付き板に使われる木の種類について」をご紹介したいと思います!

 

brunch+timeで取り扱っている一点ものの耳付き板には、
姉妹店の受注生産品ではお作り出来ない木の種類でつくられているものがございます。

モンキーポッドや栃などがその一例ですね。

そんなbrunch+timeの耳付き板に使われる木の種類についてご紹介させて頂くこちらのシリーズ。

 

これまで栃、モンキーポッド、チーク、クルミ、サクラなどをご紹介させて頂きましたが、
本日はこちらの木をご紹介させて頂きたいと思います。

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こちらの写真を見て何の木か分かった方はかなり詳しい方ですね!

私よりもよっぽど詳しいかもしれません。

 

こちらの木は「ニレ」でございます。

漢字で書くと「楡」です。

 

主な原産地は北海道の全域と本州の東北から関東の山岳地帯にかけてとこちらも国産のものがメインの木ですね。

ニレは樹高が30m、直径1.2m程にまで成長します。
上の写真では若干華奢にも映りますが、国内では大きく成長する部類の木です。

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色や明るくクリなどと近い色味をしており、多少の光沢感があります。

細かい木目がわりとはっきり出てくるので、
個性もあって魅力的です。

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天板にするとこのような雰囲気になります。

温かみがありながら個性があり、写真のようなデザイン性の高いチェアを合わせても相性がいいですね。

 

brunch+timeでは現在ニレの天板は在庫がない状態なので、
残念ながら店頭ではご覧頂くことができません。。申し訳ございません。

ぜひニレについての知識だけでも知って頂ければ幸いです。

それでは本日はこの辺で。
また次回をお楽しみに。

 

 

 

 

 

 

 

耳付き板に使われる木をご紹介。~クリ~

皆様こんにちは。
一枚板のテーブルをメインに無垢家具を取り扱っている東京・目黒のインテリアショップ、brunch+time(ブランチ プラス タイム)です。

昨日で3月も終わり今日から4月!
4月といえば入学や進学、または入社や転勤など、新しい環境での生活がスタートする時期です。
BRUNCHは特別4月に新人さんが毎年入社するような会社ではありませんが、
今年は一人新人さんが入って来てくれます!

自分自身は特に何かが変わることもありませんが、
新人さんが入ってくるというだけでなんだかフレッシュな気持ちになりますね。

私がBRUNCHに入社したのも実はこの季節だったので、
当時の自分を振り返り、初心に返って頑張ろう思います。

さて、そんな本日のブログは「耳付き板に使われる木の種類をご紹介」シリーズ!

過去に栃・モンキーポッド・クルミ・チーク・サクラをご紹介してきましたこちらのシリーズ。

本日は「クリ」についてご紹介していきたいと思います。

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「栗」と言えば皆さんも一度は食べたことがあるでしょう。

上の写真のような栗の実がなる木のことです

クリの主な産地としては北海道など国産のものがメインです。

クリの木は乾燥は難しいのですが耐久性、耐水性に優れており、一般的に通常の木だと腐食されやすいと言われている家屋の土台の材料として昔から利用されてきました。
また、クリは虫の害に対して特別な処理などを必要としてない程、耐性があり、防虫処理のなかった時代は今以上に貴重な材料とされていました。
一説では日本人は縄文時代からこのクリの木を建材などとして利用していたと言われており、木材としての歴史が古い木です。

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板にするとこのような雰囲気になります。
色味としてはナラ(オーク)材に近く、明るめの色味をしています。

木目としては一本一本の太さが太く、
割とはっきりとした木目が入ってきます。

まさに”木”といった雰囲気を持った材料ですね。

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テーブルとして組んだときはこのような雰囲気に。

木自体の色味が明るいので、
明るく温かみのあるお部屋にしたい方にはオススメです。

クリ材も店頭に展示がございますので、
ぜひ一度店頭にてご覧ください。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

余裕を持った家具選びのメリット

こんにちは。
一枚板のテーブルをメインに無垢家具を取り扱っている東京・目黒のインテリアショップ、
brunch+time(ブランチ プラス タイム)です。

昨日今日と暖かい日が続いていますね。
目黒川沿いの桜も少しずつ開花してきていました。
先週まではまったくという感じでしたが、今週末にはある程度で咲いているのではないでしょうか。
今週末はぜひ桜と無垢材家具をご覧に目黒にお越しください。

さて明日から4月。
あっというまですね。
進学や就職など環境の変化、またお引越しをされる方も多くいらっしゃると思います。
BRUNCHの家具は受注生産のため、ご注文を頂いてから製作を開始します。
そのため納期が平均で約2~3ヶ月ほどかかります。

最近では8月お引越しのお客様のご注文も少しずつ増えてきております。

2~3ヶ月であれば納期的には5~6月頃でも間に合うのですが、
BRUNCHの配送は自社のスタッフがお届けにお伺いさせて頂いております。

その理由と致しましては、いろいろな家具の中からBRUNCHの家具をお選び頂いた中で
ご納品まで自分たちで行わせて頂きたいという想いからです。

例えば配送業者にお願いすれば、日時の指定は可能です。
ただ無垢材家具について、そしてお客様がご注文頂くまでの背景は知りません。

弊社で納品させて頂く場合は、トラックの台数や人員に限りがあるため、
大変申し訳ございませんが、日時のご指定はお受けできないことがほとんどです。
その代わりにご使用前にもう一度商品について、仕上げ別のお手入れ方法についてなどを説明させて頂き、
ご不明な点がございましたらお答えすることもできます。

また納品した時点で終わりではなく、大切な家具を一生お使いいただけるように
ご納品後も出来る限りのことは自分たちで行いたいと思っています。
メンテナンスや修理なども含めてです。

少し話がそれてしまいましたが、こういった理由があるため
直前でのご注文の場合は、ご希望にお届けが出来ない可能性がございます。

早めにご注文頂ければ、なるべくご希望に沿えるように手配ができる可能性が高くなりますので、
その点もふまえご検討頂ければと思います。

その他ご不明な点などございましたら、お気軽に各店にお問い合わせ下さい。
今日は文章だけになってしまいました。

今週末までは天気が持ちそうですので、少し早めの家具選びにお越しいただけると幸いです。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。

ご好評頂いております

皆様こんにちは。
一枚板のテーブルをメインに無垢家具を取り扱っている東京・目黒のインテリアショップ、
brunch+time(ブランチ プラス タイム)です。

今日は暖かいですね!
オープン前に屋上に干した洗濯物があっという間に乾いていました。
目黒通りのサクラは今日の朝見た限りでは、見頃までまだもう少し時間がかかりそうですが、
今日のように暖かい日が続けばもしかしたら今週末にはある程度咲くかもしれませんね。

4月までもうほんのわずか。
4月といえば新しい環境に変わることも多い時期ですが、
brunch+timeの人気商品にもある変化がありました。

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BRUNCH全店のリビングダイニングセットの中でも特に人気の高いLD-0001セット
実は張地を変更しました。
逆光であんまりよく分かりませんが・・・

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こちらが以前展示していた張地F413です。
以前のものは少し起毛したような柔らかな肌触りが特徴で、
ブラックに近い感じのダークネイビーでした。

今回はもう少しさらっとした肌触りで、色もブラックに近い感じです。
遠目だとブラックデニムのようにも見えます。

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アップで撮ってみました。
なんとなく生地感の違いがお分かりになるでしょうか。

今までこのリビングダイニングセットをご注文頂く際は、
7~8割ほどの確率で展示で使用しているF413が選ばれていましたので、
張地を変えてどうなるかなぁと少し不安もありましたが、
この張地も人気で一安心。

ウォールナットと濃い色合いはやはり相性が良く、
落ち着いた大人っぽい雰囲気に仕上がります。

ちなみにF413と同じ雉の色違いを別のリビングダイニングセットで使用しているので、
手触りや雰囲気はご確認いただけます。

どちらもご家庭で洗濯が可能で、人気の張地です。
食事も寛ぎもこのセットで過ごしていただけるので、
ご家庭で洗濯ができるのは心強いですね。

もちろん他にも洗濯可能な張地は多数ございます。
ぜひ実際にご覧頂ければと思います。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

お花見シーズンということで!

皆様こんにちは。
一枚板のテーブルをメインに無垢家具を取り扱っている東京・目黒のインテリアショップ、brunch+time(ブランチ プラス タイム)です。

最近は本当にいいお天気が続いていましたが、今日は少し肌寒い一日です。
それでも今週は暖かい日が続くようなので、桜も少しずつ開花していくはず。
今週末は桜も見ごろになるのでしょうか。

さてそんな本日のこちらのブログは、
「耳付き板に使われる木の種類について」シリーズです!

こちらのシリーズではこれまで栃・モンキーポッド・チーク・ウォールナットについてご紹介させて頂きました。

本日はお花見シーズンということでこちらの木をご紹介したいと思います。

こちらです!

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あら、きれい。。

そう、「サクラ」です!

日本人にとってとても馴染み深い、みんな大好きな桜。

春になると皆口を揃えて「花見がしたい」と言い始めますよね。

この「サクラ」の木について間違えられやすいのが「チェリー」です。

家具業界で一般的な木材である「チェリー」はサクランボがなる木。

本日ご紹介させて頂く「サクラ」は上の写真のような花を咲かす「桜」。
英語でいうと「チェリーブロッサム」なので、いわゆるチェリーとは異なります。

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花の咲いた姿が非常に華やかで美しい桜。
板にしたときの木目や色味も非常に美しいものを持っています。

さすが桜。といったところでしょうか。

 

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こちらはブラックチェリーの耳付き板です。

「サクラ」と「チェリー」は木材の特長としては非常に近いものがありますが、
イメージとしては「桜」はピンク色に近い色味をしており、そこから経年変化でほんのり赤みが増し、色も濃くなっていくのに対して、
「チェリー」はより褐色が強く、経年変化の度合いも「サクラ」に比べて大きく濃い色味に変化していくイメージです。

「サクラ」にはなんだか日本らしい奥ゆかしさを感じます。
これは個人的な感想ですが…笑

「サクラ」と「チェリー」はどちらも展示がございますので、
ぜひ一度店頭にてご覧ください。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

びっくりするくらいの座り心地の良さです!

皆様こんにちは。
一枚板のテーブルをメインに無垢家具を取り扱っている東京・目黒のインテリアショップ、
brunch+time(ブランチ プラス タイム)です。

今日は気温は12、13℃ほどでそこまで暖かくならないようですが、
外で立っているとジリジリくるくらいの日差しです。
歩く分には気持ちいい天気です。

さて今日のオープン前にふと気になったこのイージーチェア。

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ずっとbrunch+timeで展示しているので、
もう5年ほど毎日のように見ているのですが、
そういえばちゃんと座ったことないかもなぁと思い、
何気なく座ってみると・・・

びっくりするほどの座り心地の良さです!
普通イージーチェアなどは特に背中にクッションがある場合が多いですが、
個人的にはクッション以上。

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このビスクオーク材のスポークが絶妙に優しく体を包んでくれます。
まったくストレスがなく心から安らげる。そんな座り心地です。
もしこのイージーチェアを知らずに目をつぶって座ったら
この形状は想像できないと思います。

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流れるような脚の形状も綺麗ですね。

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座クッションは標準仕様は張り込んでいますが、+8,640円でカバーリング仕様に変更可能です。
張地は70~80種類ほど。
ご家庭で洗濯可能なファブリックもご用意しております。

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またオットマンもございます。
オットマンがあれば、さらにリラックスしてお過ごしいただけます。

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CH-0063 イージーチェア
樹種:ブラックウォールナット×ビスクオーク無垢材 もしくはビスクオーク無垢材のみ
サイズ:Width: 695mm Depth: 900mm Height: 935mm Seat Height: 380mm
仕上げ:オイル/ウレタン※1

¥144,720~¥170,640 (税込)※2
※1 オイル仕上げの場合は+3,240円 (税込)
※2 カバーリング仕様の場合は+8,640円 (税込)

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CH-0245 オットマン
樹種:ブラックウォールナット×ビスクオーク無垢材 もしくはビスクオーク無垢材のみ
サイズ:Width: 510mm Depth: 370mm Height: 415mm
仕上げ:オイル/ウレタン※1

¥43,200~¥58,320 (税込)※2
※1 オイル仕上げの場合は+2,160円 (税込)
※2 カバーリング仕様の場合は+8,640円 (税込)

ぜひ一度その座り心地をお試しください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。

春なので

皆様こんにちは。
一枚板のテーブルをメインに無垢家具を取り扱っている東京・目黒のインテリアショップ、
brunch+time(ブランチ プラス タイム)です。

もうすぐ3月も終わりですね。
4月は新しい季節のはじまり。
生活が変わる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
期待と不安があると思いますが、
時間が経てばきっと楽しい思い出に変わると思います。
ぜひ楽しんでください!

最近は春ということもあり、このダイニングセットが人気です。

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ブラックチェリーの耳付き接ぎテーブルにヤマザクラのチェアのダイニングセットです。
日本人ならではの感覚なのでしょうね。

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webサイトではスチール脚で掲載しているTA-0305-BCのテーブルですが、
brunch+timeでは同じくブラックチェリー材の木製四本脚、角テーパーの形状で展示しています。

サイズはW1500×D900(mm)。
四人掛けでお使いいただけるサイズです。
展示してからまだ半年ちょっとなので、ブラックチェリーの特長ともいえる
経年変化はそこまで進んでおらずに、淡いピンク色でとても綺麗です。
これから赤褐色に変わっていくのが楽しみです。

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チェアはCH-0068CH-0069
同モデルの板座と張座をそれぞれ2脚ずつで、4脚並べています。

このチェア、板座ですが座り心地の良さとなめらかな木肌、
北欧テイストのシンプルな見ためでとても人気があります。

張座はブラックのレザーで展示しています。

以前はベージュのレザーで展示していたのですが、気分一新。
かなり大人っぽい雰囲気になりました。
世界的に有名なあのチェアに影響を受けました。

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チェアで使用しているヤマザクラは、ブラックチェリーほど経年変化による赤みが強くなく、
少し落ち着いた感じに。

とはいっても同じバラ科サクラ属の木です。
やはり雰囲気は似ていますね。

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ちなみにヤマザクラは耳付きのテーブルもご用意しています。
すべて1点ものなので、早い者勝ちです。

家具はあまり季節に左右されることはないのですが、
やはりこの季節になるとサクラ、そして親戚のブラックチェリーが人気があります。

かくいう私もサクラ、ブラックチェリーが好きです。
ただ季節は関係なく一年中ですが。

ぜひ一度その魅力を実際にご覧頂ければと思います。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。

綺麗な天板です!

皆様こんにちは。
一枚板のテーブルをメインに無垢家具を取り扱っている東京・目黒のインテリアショップ、
brunch+time(ブランチ プラス タイム)です。

少しずつ桜も咲きはじめていますね。
今週末はまだお花見には早いかもしれませんが、気持ちよく散歩ができそうです。

さて本日はウォールナットの耳付き天板を紹介します。

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TA-0369 ブラックウォールナット耳付き三枚接ぎ天板
Width: 2000mm Depth: 940mm~970mm 天板厚: 35mm
¥349,920(税込み)

常に人気の高いブラックウォールナット。
最近ではブラックウォールナットとイングリッシュウォールナットを接ぎ木した
ハイブリット種のクラロウォールナットが少しずつ流通し始めていますが、
やはりこの落ち着いた雰囲気、高級感、重厚感は人気の的です。

そんなウォールナットですが、耳付き天板でもご用意はあるのですが、
年々接ぎ枚数が増加していて、当店では五枚接ぎあたりが主流です。

なかなか綺麗な状態で幅のある板は出にくくなってきました。

そんな中でこの天板は三枚接ぎ。
実物は写真よりもっと綺麗です。

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木目は主張が強くなく、安心する感じ。
ウォールナットの重厚感や高級感はこのくらいの木目が一番お楽しみいただけると思います。

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白太が少し強く表れていてポイントになりますね。

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シルエットもストレートに近いです。
自然の魅力を感じながらも落ち着いた感じで、なによりも使いやすい形です。
成長がゆっくりで、あまりクセのない育ち方をするウォールナットらしいですね。

ちなみに前述したクラロウォールナットは真逆のイメージです。
2種のウォールナットの拒絶反応による細胞の変化が独特の木目として表れます。
成長も玉ねぎのように幹の下部分が膨らむことが多く、
長方形のダイニングテーブルが取れるようになるまで縦に伸びないことも多々あります。
現在当店では在庫がないので写真は載せられませんが、気になる方はぜひネットで調べてみてください。

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まだ仕上げていないため両端に保護材がついていますが、
もちろん完成時には取り外します。

これだけ綺麗な耳付接ぎはもうなかなか出てこないかもしれません。
ぜひこの機会をお見逃しなく!

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

天板の選び方

こんにちは。
一枚板のテーブルをメインに無垢家具を取り扱っている東京・目黒のインテリアショップ、
brunch+time(ブランチ プラス タイム)です。

昨日は暖かかったですが、今日は肌寒い一日ですね。
先週は帰りの電車で卒業式帰りの学生さんたちをよく見かけました。
そして家の目の前の道路には桜の花がちらほら。
寒さで忘れてしまいますが、もう春なんですね。
早く暖かくなってくれると嬉しいのですが。

さて本日は、耳付きテーブルの種類について。

現在brunch+timeでは

・一枚板
・ブックマッチ
・耳付接ぎ

この3種類の天板を取り扱っています。
よく「耳付きテーブル=一枚板」と思われていますが、
耳付きとは丸太の一番外側の部分がついたテーブルのことで、
一枚板に限らず、耳がついているものはすべて耳付きテーブルと呼びます。
一言で耳付きテーブルといってもそれぞれにまったく違った特長があり、印象も違うので
今日はその特長を紹介します。

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まずは一枚板です。
■存在感
何百年も生きてきた証ともいえる芸術的な木目、耳のシルエットなど、
その木が過ごしてきた時間がすべてつまっている一枚板。
人工的には決して作りだせないその表情は、1本1本すべて違う個性をもち、
力強さ・温もり・美しさすべてを感じていただけます。

■天板の厚み
テーブルの存在感を際立たせてくれる天板の厚み。
一枚板は他のテーブルに比べ厚みがあり、多くが45~50mmほど、
中には100mm近いものもあります。
その重厚感をたっぷりお楽しみいただけます。

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つづいてブックマッチ。

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■洗練されたデザイン
木が持つ温もりや力強さはそのままに、曲線を取り入れた面の処理や中央のスリットなど、
デザイン性を加えることで美しさのある洗練された雰囲気を演出してくれます。
自然の魅力と職人によってプラスされた美しさが都会的で他にはないテーブルに仕上がります。

■左右対称
連なっていた一枚板、つまり左右対称の木目をもつ一枚板を2枚並べているブックマッチ。
この2枚を何年も同じ環境で育てる必要のあるブックマッチは材としての価値に加え、職人の確かな技術が必要になります。

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最後に耳付接ぎ。

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■ナチュラル
耳付きテーブルの自然な魅力、ほどよい存在感を感じながら
どんな雰囲気にも合わせやすいナチュラルさが魅力です。
シンプルなデザインのため樹種ごとの印象をストレートに表現することができ、
素材本来の魅力を存分にお楽しみいただけます。

■こだわりの作り
何枚かの板を接ぎ合わせて作るこのテーブルは、同じ丸太から材料を取り出しています。
そして並び順も一枚板に見えるように熟考して接ぎ合わせていきます。
シンプルなデザインだからこそより丁寧な作りでその魅力を引き出しています。

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いかがだったでしょうか。
せっかくの無垢材のテーブルです。
木の魅力をよりお楽しみいただける耳付きもいいと思いませんか?

今まで耳付きテーブルに興味のなかった方も、
ぜひ一度当店でその魅力にふれていただければと思います。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。